No.180903:B

完全なプログラム開発方法であるシナリオ関数を学ぶ為には

1.1:シナリオ関数とは根来文生により1973年に始められる研究で、1998年導出に至る「ソフトウエア構築原理に関する統一理論(governmentaL methodologY for SoftwarE providencE)」から同根来により2008年導出される「完全なプログラム技術論」を全て含意する「プログラム構造」のことである。

2.シナリオ関数の意味(意味とは知ることではない。気づくことである)を学ぶ

(1)シナリオ関数により機械物等の開発工程モデル(俗称:ウォーターフォール型開発工程)に準拠している現状のソフトウエア開発工程そのものの課題(開発工程の不可分性)をクリアにしてプログラム本来の開発工程を実施することが出来る。

(2)シナリオ関数は主語ベクトルを用いて、プログラムの存在証明を行っている。 

(3)シナリオ関数は無限象問題(解が求められない課題)の解を求める方法である。 

3.同期構造を成立させるシナリオ関数の定義構造を学ぶ

(1)シナリオ関数の定義式

(2)ベクトルの定義構造

(3)同期関数の定義構造

(4)3種の座標関数の定義構造 

4.同期構造を成立させるシナリオ関数の動性(性質)を学ぶ

 

(1)シナリオ関数によりプログラム言語、OSは超越されていること。

(2)シナリオ関数はこれまでの論理結合型プログラムに対し、データ結合型プログラムを実現している。

(3)シナリオ関数は「主語系譜」と呼ぶシナリオ関数の解を捉えるプログラムになっている。 

 プログラムあるいはプログラム仕様書は本来的に必要条件で規約されるにとどまり、シナリオ関数の解とはシナリオ関数の十分条件のことである。

(4)シナリオ関数を構成する主語ベクトルも必要条件で成立するが、それら主語ベクトル達の全体は個々の主語ベクトルの十分条件を成立させる。

     LYEE理論ではこれを「主語ベクトルの全体は1個の主語ベクトルの為に、1個の主語ベクトルは主語ベクトルの全体の為に」と記す。

(5)シナリオ関数の同期性は論理結合型プログラムでは解法できないプログラム課題、例えば、①自動生成、②バグレス、③テストレス、④ウイルスの無力化、⑤デッドロックの自律回避等を実行時に解法する。 

〇これまでのプログラムでは処理ロジックが叙述されるのに対し、シナリオ関数ではその処理ロジックの存在証明が叙述される。

〇これまでのプログラムはソースと動性が1体化されるのに対し、シナリオ関数ではこの関係が普遍的に分離される。

〇シナリオ関数の全ベクトルは唯一の普遍的な構造体の基で主語となる名詞ごとここ独立に定義される。

 その定義法はマクロ、サブプログラム、関数の定義法とは異なり摂理的(天命的)である。

〇従来プログラムをシナリオ関数の解の観点からベクトル分析することにより、従来プログラムの潜在バグ候補が捉えられる。

 且つ、従来プログラムの解が主語系譜として求められる。

 

5.LYEE理論とシナリオ関数を起源とする関連発明(所謂、根来特許群)を知り且つそれを学ぶこと

 

6.シナリオ関数の履修法(自分はどのコースの指導をうけているか、どの立場での質問かの認識をもつこと)

 

(1)シナリオ関数のプログラミング法を知ること:ボトムアップ法

(2)シナリオ関数の原理を学び、且つそれを用いて、論理思考法が不可避的に生じさせるプログラム課題を捉え且つ解法する方法を知ること:

   TDN法(従来プログラムをシナリオ関数に置き換えるための自動化ツールなどの開発アルゴリズムを創出するにはこのコースの履修が必要)

(3)ボトムアップ法の学習は座学:60時間、プログラミング実習:3題、トップダウン法の学習はツール開発のアルゴリズムの実技3題