シナリオ関数のデッドロックを起こさない構造とは |
1.シナリオ関数の実行順序の基本はパレット上のベクトルの繰り返し処理でデータを生成します。
同期関数⇒座標関数4⇒ベクトル⇒座標関数4⇒同期関数⇒
座標関数2⇒ベクトル⇒座標関数2⇒同期関数⇒
座標関数3⇒ベクトル⇒座標関数3⇒同期関数⇒
座標関数4⇒ベクトル(制御ベクトルE41ON)⇒座標関数4⇒
同期関数(E41ONの確認)⇒SEPを起動させます。
*System Ending Program:終了プログラム
2.主語ベクトルの実行順序は座標関数の呼び出しで
実行処理し出口2,3,4で座標関数を呼び出す仕組みになります。
※ベクトルの7つの規約の役割を参照
■最新ハードウェア(マルチコア)の活用が可能です。
最先端技術をソフトウェア技術が追随できるようになります。
1.主語ベクトルがスレッド単位になります。
2.座標関数が、マルチコアに対応する数量だけ主語ベクトルをセットします。
3.主語ベクトルは、実行処理後座標関数を呼び出し、次の実行待ち主語ベクトルを起動します。
■緊急停止後復元処理プログラムが容易に開発できます。
1.E42ベクトルが緊急停止を指示します。
2.座標関数4はE42ベクトルの第4規約「ON」にします。
3.座標関数4はSLPを起動します。
*Soft Landing Program(SLP):復元プログラム
4.全てのシナリオ関数にE42ベクトルが搭載されます。
5.SLP開発はシナリオ関数処理の明確化で,緊急停止後の復元方法も予測可能になります。
参照:シナリオ関数の実行様相
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