■シナリオ関数講義ノート(出典:根来文生博士)

第7章 シナリオ関数はプログラムの革命

 

(本章の一部表現は随分と過激な内容であるが事実である)

 

シナリオ関数は、名詞とその名詞の主語が成立する時制とで規約される主語ベクトルと呼ぶ正統な主語を決定するプログラムと、全主語ベクトル達の正当な主語達が成立するまで主語ベクトルを繰り返し、繰り返し再起させる為に参画する全主語ベクトルの主語達の成立状態を監視する為の制御ベクトル(T4,2,31,32,33)と呼ぶプログラムと、特殊ベクトルと呼ぶ同期アルゴリズムの成立状態を監視する為のプログラム(E41ベクトル)と、命令破壊の状態を捉えるプログラム(E42ベクトル)を基に全ベクトルを繰り返し、繰り返し再起させる為に全ベクトルを治要する3種の座標関数と3種の座標関数を統合的に統治する同期関数とで構成される。

 

シナリオ関数の特徴は主語系譜を成立させる同期アルゴリズムを実行時に成立させる点にある。このアルゴリズムを例えばSEが要件的に事前に求めて、それを従来プログラムの様にプログラマがそれをプログラム化するのではない。つまり、シナリオ関数ではシナリオ関数の構造が実行時に同期アルゴリズムを自ら生成するという事である。付言すれば、シナリオ関数を構成するプログラム達は全てこの仕組みを成立させる為のプログラムなのである。

 

シナリオ関数では(意味)データを生成するプログラムはベクトルに限られている。それ以外の同期関数、座標関数はそのデータを参照はするが自らそのデータを生成するということはしない。このことにより、座標関数、同期関数の定義構造は普遍化されて成立するのである。

 

1990年以降は世界規範のせいで成立する筈のないプログラムの部品化が進められ、この分野の関係者達はプログラムについて作ること以外は考えることをしなくなった原因だといっても過言ではない。繰り返しになるが、シナリオ関数では、データを生成する仕組みはベクトルで捉えることにより、ベクトルの定義構造も普遍化されるということである。結果的に、シナリオ関数は例外のない普遍的プログラムに帰着したのである。故に、シナリオ関数の自動生成化ツールのアルゴリズムが成立するのはするのはこれら効果の結実なのである。

 

シナリオ関数が成立させるアルゴリズムは主語系譜の為の同期アルゴリズムであることにも気づいてほしい。そして、複雑化するデータ処理のアルゴリズムは同期アルゴリズムに内包されることにも気づいてほしい。そして、シナリオ関数はウィルスを無力化する為に作られているわけではないが、結果的にシナリオ関数に侵入したウィルスはシナリオ関数が生成する同期アルゴリズムにより無力化されるのである。

 

これらシナリオ関数の事象をシナリオ関数のソースから類推できる今日的な関係者はほぼいないとおもわれるので、第8章で述べる様にシナリオ関数のソースをエミュレータで観察されることを勧める次第である。因みに明らかに同期アルゴリズムを感得できないと思われる今日的プログラムの関係者、そして、そのような人々から指導を得ている人々がシナリオ関数を理解するのは難しいと思われる。シナリオ関数を正確に作り、それをエミュレートし、シナリオ関数の動性を追跡して感得できるひとだけがシナリオ関数を理解し、且つその解説者になれる。しかし、そのようなひとびとはわずかである。

 

1970年代の後半、ダイクストラ博士が、プログラム問題を解決できないプログラムしか作れない人々は窓際に追いやれと告げたが、そのような技術を継承している人々が作り出す利便的なシステムはウィルスでいつでも破壊されるのである。

 

Xの著者であるマッサーニ教授はプログラムの今日的技術は技術者の思考法を竹筒化すると告げていた。母国のインド政府に対して、有益な人材をこの環境に追い込んではならないという書簡を提出していた。そして、そのような人々を作り出しているのはプログラム問題を隠蔽するためのこの分野の世界的規範なのである。

 

 

 

7.1 ランク構造

 

(1)シナリオ関数のランク構造

 

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(2)ベクトルのランク構造

 

 

 

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