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サービス紹介


PRC(プログラムレスキューセンター)

●こんなことにお困りではありませんか

・レガシーシステムによりブラックボックス化したシステムの再構築、刷新を考えているんだが、課題が山積(悩

・スパゲティ化されたプログラムが沢山(泣

・ドキュメントを作る時間が取れない。保存、管理をどうしようか

・迫りつつある「2025年の崖」問題、克服による刷新をどうしようか

・・・etc

解決法 = PRC(プログラムレスキューセンター)

をお試ししませんか

トラブル解決に向ける、ご利用のシステムの現状調査ポイントとは

ソースコードの『見える化』・『共有化』を前提の作業

 

1:対象システムの現状調査とは:調査対象ソースコードの事実把握

  要求仕様ー設計ープログラミングー単体テストー統合テストーシステムテスト

 

 1)ソースコードは要求仕様ー設計内容の 『鑑』であることの認識

 2)『見える化』とはソースコードの手順・流れが第三者でも理解できること

 3)『共有化』とは「ビジネスルール」・「データの取扱い」の方法が第三者でも理解できること

 

2.ソースコードの見える化とは 

 「プログラムが何をしているか」を第三者でも理解できるのはフローチャート図のみ

 第三者でも理解は項目名を英字主体⇒日本語主体に変更することで業務理解へ

 

3.ソースコードの共有化とは

『開発会社とエンドユーザー』・『設計者とプログラマー』・『上司と開発グループ』間で

 作業前・作業後の検証はフローチャート図が共有資料としての活用で相互理解へ

 

PRC(プログラムレスキューセンター)は、ソースコードの『見える化』・『共有化』を前提として、トラブル解決法を示す、弊社の特許技術※およノウハウを組み合わせた、従来のMPRSサービスを踏襲した新しいサービスです。

 

※特許第7295599号:発明の名称「ソースコードに従いコンピュータが実行しているデータ処理の様相を網羅的に可視化するためのプログラム、システム、及び、方法」の活用

サービスイメージ

弊社のPRCサービスの仕組みは、開発企業様、エンドユーザー様のシステム室への導入も可能です。生成AIを含めたプログラム開発のパラダイムシフトに準じ、私たちは、「見える化」を検証作業のパラダイムシフトと考えて、対応をさせていただきます。レスキューセンターのパラダイムシフトの究極の目標は、バグのないプログラム開発につなげることにあります。

●PRCに対応するプログラム言語

現在、対応する言語は下記の通りです。(2024.6現在)

 

・RPG(AS/400 IBMiシリーズ)

・COBOL

 

※対応言語は随時追加予定です。他の言語についてもご相談に応じます。

ご不明な点はCONTACTよりお問い合わせください。

 

RPG言語については、PRCの導入例として、専用ページにて紹介しております。

 

サービスの詳細

サービスは大きく分けて3つの工程があります。

当サービスは、プログラムソースコードの「見える化」・「共有化」に焦点を当て、

2:フローチャート図をサービスの中心の工程として、そのフローチャート図の前提データとなる、プログラムソースコードからのルールソースコードの作成、そして、データの繋がりを確認できるデータフロー図の3つの工程があります。

 

1:ルールソースコード作成

 

2:フローチャート図

 

3:データフロー図

 1:ルールソースコード作成

図:ルールソースコードの作成

お客様よりお預かりしましたプログラムソースコード(以下、ソースコード)からルールソースコードを作成します。

ルールソースコードは、ソースコードをデータ化したものであり、例えば、COBOL言語の場合、ソースコード行の実行順序順に沿って

 

・どのセクションに属しているのか(セクションには出現順にNOを付与します)、

・ソースコードがどんな構文機能(代入機能、出力機能、入力機能など)

・ソースコードを日本語注釈に変換(フローチャート図の表示内容と連動)

となっているのかなどの解析結果が表示されます。

 2:フローチャート図

図:フローチャート図作成作業工程:自動作成が前提

ルールソースコードのデータをベースに、フローチャート図が作られます。

 

ソースコードのフローチャート図に求められる技術

 ①フローチャート図で表現される項目は業務処理が理解できる日本語主体

  変数主語は、変換テーブルにて対応。テーブル変更はお客様要望で可能。

 

 ②業務処理方法の内容が理解可能:一目で業務処理内容が理解できる。

 

 ③従来のホワイトボックステスト内容が画面・文書で確認が可能。

 

日本語フローチャート図自動作成ツールで実現

 ①ソースコードをルールソースコードへの自動変換

 

 ②フローチャート図作成用データには構文種別、データ項目の属性も解析も含める

 

 -活用のポイント1:制御文の確認

活用のポイント1は

 ・制御文で、日本語フローチャート図で確認をしていきます。

 ・選択文であるEVALUTE文(Select文)では選択範囲や選択数の確認をします。

 ・GOTO文の使い方ではGOTO文と段落が対であることの確認になります。同様なことはPerform文とSection文でも対になっているかの確認をします。

 ・条件文ではネストの実態でテスト対象とするかの確認をします。再構築・刷新では条件文が 判断あるいは、制御として使用されているかの確認も重要になります。

 ・繰返し文では、終了がどの項目で対応(Breakする項目)するかの確認になります。

 

図1-1:制御文の確認

 -活用のポイント2:比較検証

活用のポイント2は開発ルール通りの開発になっているかの確認になります。

再構築・刷新後の変換言語の注意事項として検討が必要であれば変換前命令語で確認する必要性があります。ここでは削除命令を開発ルール命令として設定していることを前提に、日本語フローチャート図の削除命令の前後を確認します。(色識別の決め事で容易に確認)サンプルとして75行目に「従業員ファイルのレコードを削除する。」76行目には「削除しました」を表示する。になっていますが開発ルールでは削除命令を使用する場合の確認事項としてのルール違反としての取り扱いで、下段のソースコード修正で、78行目に削除する場合はもう一度Dを入れて下さいを表示する。とします。その上で、日本語フローチャート図で比較検証を実施します。

 

図2-1.開発ルール違反の確認

図2-2.比較検証

 -活用のポイント3:サブルーチン関係図作成

活用のポイント3はRPG言語のサブルーチンをサンプルとして、日本語フローチャート図作成後、サブルーチン関係図作成の要望に対して、ルールソースコードのデータの活用してサブルーチン関係図を作成します。

RPGサンプルではC仕様書のファクター1(演算要素1)、ファクター2(演算要素2)、②の機能確認をベースに作成を致します。(COBOLではSectionが該当します。)

サンプルでは13個のサブルーチンがありますが、13番目のサブルーチンに対して呼び出しがありませんので関係図では浮島の状態になり、不要なサブルーチンの対象、つまりデッドコードの恐れがあます。ソースコードの確認、必要に応じて削除することになります。

 

図3.サブルーチン関係図作成

 3:データフロー図

フローチャート図とは逆手順でデータの繋がり確認を行うのがデータフロー図です。

 

データフロー図からは不要なデータ抽出(浮島となって表れる)、または、繰返し文、条件文、などのデータルールを確認できます。

 

 -活用のポイント4:データフロー図の活用例

活用のポイント4は刷新時にデータ変更と生成順序に変化があった場合はデータフロー図でデータの繋がりを確認します。

データフロー図は日本語フローチャート図の逆手順で出力されたデータから入力データの取り込みまでを遡ることでデータの取り扱いに対する変遷の確認をします。これも第三者に理解を頂く為に、項目名には命令行Noも加えておりますので理解が可能な資料になります。

データフロー図の活用に関して、突然のトラブル対応には、日本語フローチャート図で手順・流れの確認で問題なければデータの処理に課題がありますので、その際の原因究明で使うことが可能です。

 

図4.データフロー図の活用例

PRC基本価格

開発済みソースコード検証 (COBOL、RPG言語以外は別途協議)

項目 内容
・ルールソースコード&日本語フローチャート図作成  
 ①特定済みプログラム資産 コンサルタント料 2,000,000円
  資産規模 10,000円/1,000ステップ
・データフロー図作成 別途協議

COBOL・RPGレスキューサービス:突然のトラブル対応が主体

項目 内容
・トラブル対応サービス(対象資産) トラブル確認  1,000,000円
  資産規模 20,000円/ 500ステップ

サービスについてご不明な点はCONTACTよりお問い合わせください。